米レオナルドGとTPG、カジノ経営権取得に向け交渉中-関係者

【記者:Beth Jinks、Jonathan Keehner】

1月6日(ブルームバーグ):米プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社のレオナルド・グリーン・アンド・パートナー ズとTPGキャピタルは、有名人がよく利用するラスベガスのパー ムズ・カジノ・リゾートの経営権取得に向け交渉を進めている。カ ジノ所有者のジョージ・マルーフ氏はこの施設の債務再編を目指し ている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

TPGとレオナルド・グリーンは昨年、同カジノとそのホテル 施設を担保とした融資債権の大半を割引価格で取得。債務再編の一 環として1-3月(第1四半期)に株式を取得する可能性がある。 交渉は非公開だとして同関係者のうち3人が匿名を条件に明らかに した。合意は成立しておらず、交渉は継続中という。

同関係者によれば、パームズを2001年に開業したマルーフ氏 は、出資比率が低下した後も経営者として残ることを目指し、レオ ナルド・グリーンとTPGと提携するもようだ。同融資は、もとも とは4億ドル(約330億円)規模の回転信用で、昨年10月が期限 だったが借り換えが行われなかった。

パームズは経営状況の悪化に伴い財務制限条項に違反したとい う。ラスベガスが金融危機と住宅市場混乱で深刻化した過去最悪と なるカジノ・観光業の低迷から脱する中で、PE会社やカジノ会社 は同地で買収などを模索している。

TPGとパームズの代表者はコメントを控えた。レオナルド・ グリーンの広報担当者にも電子メールや電話で取材を要請したが、 回答はない。

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