12月の米既存店売上高:一部は予想下回る、大雪の影響か

昨年12月の米既存店売上高は、 一部の小売企業がアナリスト予想に届かなかった。クリスマス明けの 暴風雪の影響で客足が遠のき、それまでの好調を相殺した。

米衣料品小売り最大手ギャップの既存店売上高は3%減。リテー ル・メトリクスが集計したアナリストの予想平均は2.4%増だった。 メーシーズやターゲット、アメリカン・イーグル・アウトフィッター ズもそれぞれ予想を下回った。

メーシーズのテリー・ラングレン最高経営責任者(CEO)は発 表文で、昨年12月26日に米北東部を襲った大雪で、ホリデー明け の買い物に「支障」が出たと指摘した。クリスマスの翌日は通常、買 い物客でにぎわう年間でも有数の1日だが、コンサルティング会社カ スタマー・グロース・パートナーズのクレイグ・ジョンソン社長によ れば、大雪の影響で今回はそれが1月にずれ込んだ可能性がある。

ジョンソン社長は、「大雪は需要を損なうのではなく、単に移動 させるだけだ」と指摘。「ギフトカードは消えてなくなりはせず、1 月に使用されるだろう」と述べた。

一方、10代向け衣料小売りのアバクロンビー・アンド・フィッ チの既存店売上高は15%増と、アナリスト予想平均の10%増を上 回った。リテール・メトリクスが集計する小売店チェーン30社以上 の売上高は全体で3.5%増と、16カ月連続のプラスとなる見通し。

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