香港株(終了):ほぼ変わらず-下落銘柄数は上昇上回る

6日の香港株式市場では、ハンセン 指数がほぼ変わらずにとどまったが、下落銘柄数が上昇銘柄数を上回 った。中国人民銀行(中央銀行)がインフレ抑制に向けた取り組みを 強化するとの観測が広がった。資金調達の必要性を指摘された中国平 安保険は軟調。

中国政府系の不動産開発会社、チャイナ・リソーシズランド(華 潤置地、1109 HK)は2.3%安。人民銀の周小川総裁が、インフレ圧力 が高まりつつあるとの見解を示したことが響いた。同業で中国建設省 傘下の中国海外発展(688 HK)も0.7%の下げ。

中国2位の保険会社、平安保険(2318 HK)は0.7%安。最大400 億元(約5020億円)の資金調達の必要に迫られ、増資により1株利益 (EPS)が減少すると、中信証券(CITIC証券)が指摘した。

日産自動車と提携する東風汽車(489 HK)は5.5%高。昨年の中 国政府による補助金支給で、同国の新車販売が拡大したとの商務省発 表が手掛かり。広州汽車集団(2238 HK)も4.6%高だった。

RCMアジアパシフィックのマーク・コンイン最高経営責任者(C EO)は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「追加利 上げは間違いないだろう」と発言。「インフレ圧力の緩和と、不動産市 場の行き過ぎへの対処を目指した全般的政策の一環だ」と述べた。

ハンセン指数は前日比28.48ポイント(0.1%)高の23786.30。 指数を構成する45銘柄のうち、下落が24銘柄、上昇が19銘柄、2銘 柄が変わらずだった。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.1%安の

12938.29。

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