中国株(終了):続落、インフレ抑制強化への懸念で-平安保険が安い

中国株式相場は続落。中国人民銀行 (中央銀行)がインフレ対策を強化するとの観測が強まった。中国平 安保険は最大400億元(約5020億円)の資金調達が必要となる可能性 があると、中信証券(CITIC証券)が指摘したことも響いた。

中国2位の保険会社、平安保険(601318 CH)は4.1%安と、約2 カ月ぶりの大幅な下落率。中信証券は、平安保険の1株利益(EPS) が増資により最大15%減少する可能性があるとの見方を示した。3位 の中国太平洋保険(601601 CH)も1.6%安だった。

ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は0.9%安。石炭生産の 中国神華能源(601088 CH)は1.4%安。人民銀の周小川総裁がインフ レ圧力は高まりつつあるとの見解を示したことを受け、資源株が軟調 だった。

中国2位の上場家電メーカー、広東美的電器(000527 CH)は1.7% 高。増益見通しの発表が好感された。

上海明河投資管理のファンドマネジャー、張翎氏は「インフレ懸 念が依然としてあり、株価上昇を抑える要因になるだろう。上げ下げ を繰り返す相場パターンが続く見込みだ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比14.40ポイント(0.5%)安の2824.20 で引けた。上海、深セン両証取のA株に連動しているCSI300指数 は同0.5%安の3159.64。

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