モーニングスター、10年の優秀ファンド運用者を選出-リターン20%も

米調査会社のモーニングスターは、 2010年の優秀なファンドマネジャーを表彰する「ファンドマネジャ ー・オブ・ザ・イヤー」に、国内(米国)株式型は「セコイア・ファ ンド」のボブ・ゴールドファーブ氏とデービッド・ポッペ氏、国際株 式型は「ジャナス・オーバーシーズ」のブレント・リン氏、債券型は 「テンプルトン・グローバル・ボンド」のマイケル・ヘイセンスタブ 氏をそれぞれ選出した。

モーニングスターの投資信託分析ディレクター、カレン・ドラン 氏は5日の発表文で、「選出されたファンドマネジャーたちは、ここ 数年の厳しい市場環境を十分克服し優れた成績を上げた」と評した。

ブルームバーグが集計したデータによれば、35億ドル(約2900 億円)を運用するセコイア・ファンドの昨年のリターンは20%で、 同種のファンドの75%を上回る成績を上げた。昨年9月末時点で同 ファンドの最大の組み入れ銘柄は、米著名投資家ウォーレン・バフェ ット氏率いるバークシャー・ハサウェイだった。

リン氏が運用するファンド(135億ドル規模)の昨年のリターン は19%。過去5年では13%と、ブルームバーグのデータによると同 種のファンドの99%を上回る成績を残している。従来は新興市場株 を選好してきたリン氏だが、最近は国内株にも注目し、9月末時点で 保有する上位10銘柄にはデルタ航空やフォード・モーター、バン ク・オブ・アメリカ(BOA)が入っていた。

ヘイセンスタブ氏の債券型ファンド(460億ドル規模)は過去5 年で平均12%のリターンを上げ、ブルームバーグのまとめによると 同種のファンドの98%を上回った。昨年のリターンは13%。モーニ ングスターによれば、同氏は通常、先進国の債券を避け、債務水準が 低く成長見通しが明るい新興国の債券に投資している。

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