Fリテイリ株が急落、既存店売上高減続く-ゴールドマン目標株価下げ

国内既存店売上高が減少を続けている ファーストリテイリングの株価が大幅安。ほぼ3カ月ぶりの値下がり率 を記録している。既存店売上高は昨年12月実績も15%超のマイナスと なり、売り注文が先行している。

株価は一時前日比700円(5.4%)安の1万2360円まで値下がりした。 今期(2011年8月期)減益予想と減配発表を受けて急落した昨年10月 12日以来の値下がり率になる。午後2時現在で620円(4.8%)安の1 万2440円で取引が進んでおり、値下がり率は東証1部2位、日経平均 株価で押し下げ寄与度首位になっている。

Fリテイリが5日発表した昨年12月の国内ユニクロ事業既存店売上 高は、前年同月比で15.5%減少した。冬物衣料の販売が伸び悩んだのが 背景で、広報担当の青野光展氏は「気温が平年よりも暖かい日が25日 までに何日もあった」と天候に大きな影響を受けたことを強調した。毎 月の既存店売上高は今期に入って一度もプラスになっていない。

TIWの西村尚純アナリストは「クリスマスからかなりチラシが入り 値引きしている印象があり、ヒートテックは競合商品も出ていて競争が 激化している」と分析、株価の下落を予想していた。ゴールドマン・サ ックス証券の河野祥アナリストは5日付で、Fリテイリの目標株価を1 万1500円に下げた。投資評価は中立を維持している。

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