ファミリM株反発、統合効果などで再評価時期と三菱モルガン格上げ

コンビニエンスストア業界大手のフ ァミリーマート株が一時、前日比3%高の3090円と反発。東証1部小 売業指数の上昇寄与度で3位となっている。am/pm統合による増 益効果などを理由に再評価時期が到来しつつあるとし、三菱UFJモ ルガン・スタンレー証券では投資判断を引き上げており、株価の先高 期待が膨らんだ。

三菱Uモルガン証の金森淳一シニアアナリストは5日付のリポー トで、ファミリMの2012年2月期は「am/pm統合効果や粗利益改 善、海外子会社の成長が重層的に増益に貢献する」との見解を示唆。 投資判断を従来の「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、今 後12カ月間の目標株価を3300円から3600円に引き上げた。

同証では、今期(11年2月期)の連結営業利益予想を前期実績比 19%増の399億円と、会社側計画の366億円を上回る水準を見込んで いる。10月以降、たばこ値上げの影響で前年同月比2%ほど既存店販 売は押し上げられているが、当初想定していたほど高粗利益率商品の 米飯、ファーストフードの構成比は落ちておらず、粗利率の改善は会 社計画を上回って推移しているとの認識だ。

一方、来期(12年2月期)の連結営業利益予想に関しては、従来 の392億円から459億円に増額。am/pm統合効果による営業増益 分が従来予想の2倍に当たる20億円と見込まれることが主因という。 新目標株価は、同証による来期予想ベースでPER18倍の水準。同業 のローソン、サークルKサンクス2社平均の16倍に対し、他社にない am/pmの増益要素分、海外拠点の中期成長性などをプレミアムと して付与した。

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