中国:銀行間の借り入れコスト、リーマン破綻以来の高水準

中国の政策当局がインフレ抑制に向 けて資金供給を絞る中、国内金融機関の借り入れコストは1-3月(第 1四半期)にこの2年余りで最も高い水準になる見通しだ。

ブルームバーグが集計したアナリスト8人の予想中央値によれば、 銀行間の資金調達コストの指標となる7日物レポ金利は1-3月期に 平均2.9%と、昨年10-12月(第4四半期)の2.75%から上昇する見 通し。1-3月期、昨年10-12月期ともに米証券会社リーマン・ブラ ザーズ・ホールディングスの経営破綻をきっかけに世界の信用市場が 機能不全に陥った2008年7-9月(第3四半期)以来の高い金利水準。

7日物レポ金利はこの1年で倍の3.26%に上昇。一方、ドル建て 7日物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は0.25%前後でほとん ど変わっていない。

UOBケイヒアン・インベストメントのアナリスト、盛楠氏(上 海在勤)は「流動性資金は減りつつあるが、中国はなおも投資主導型 の経済であるため企業の資金需要は衰えてない」と述べた上で、「これ は一部の企業で借り入れコストが上昇し、その他では全く資金の手当 てができなくなる可能性を意味する。確かに経済成長には貢献しない が、今の政府の優先課題はインフレを抑制することだ」と語った。

--Judy Chen, Luo Jun, Sonja Cheung. Editors: Sandy Hendry, Tom Kohn

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Judy Chen in Shanghai at +86-21-6104-3043 or xchen45@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Sandy Hendry at +852-2977-6608 or shendry@bloomberg.net.

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