メキシコ湾原油流出級の事故に英国は対処できず-議会委員会報告

英議会エネルギー・気候変動委員 会は6日、メキシコ湾原油流出級の事故がスコットランド沖で発生した 場合、英国は対処する準備ができていないとの見方を示した。

同委員会が発表した報告は、企業の責任上限を引き上げることと、 メキシコ湾原油流出事故の原因調査を英BPに依存すべきではないと勧 告した。

BPのマコンド油井で発生した爆発は米国史上最悪の汚染事故に 発展しオバマ大統領は数カ月間、深海掘削を禁止した。BP、仏 トタル、米シェブロンはシェットランド諸島西部の沖合で深海探鉱を 実施している。

同委員会のティム・イェオ委員長は声明で「北海の厳しく強風の吹 く環境では、シェットランド沖合で原油流出事故が起きた場合、封じ込 めや回収が非常に難しい」と指摘した。

同委員会は英国の大陸棚での掘削禁止に関してはエネルギー供給の 安全保障を脅かすとして勧告を見合わせた。沖合汚染補償協会が設定し ている2億4500万ドル(約200億円)の補償上限については事故の費 用をカバーするには「不十分」との見方を示した。

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