中国株は今年上昇へ、引き締め観測強まった時に買いを-JPモルガン

【記者:Hanny Wan】

1月6日(ブルームバーグ):昨年に世界の主要株式市場で最悪の パフォーマンスを記録した中国株は今年、上昇する見通しだと、JP モルガン・アセット・マネジメントが指摘した。また、インフレ加速 を受け一段の引き締め観測が強まった時に中国株を購入すべきだとの 見方を示した。

大中華圏チーム責任者の王浩(ハワード・ワン)氏は、不動産開 発株など一部銘柄のバリュエーション(株価評価)に「相当な割安感 がある」と説明した。上海総合指数を構成する不動産株の株価収益率 (PER)平均は13倍で、ハンセン不動産株指数(16.4倍)やMSC I世界の不動産株指数(21.5倍)を下回っている。

王氏は5日、香港で記者団に対し、「中国株は昨年、紛れもなく不 調だったため、見通しは極めて低い水準にある。これが好材料だ」と した上で、「MSCI中国指数とハンセン中国企業株(H株)指数の今 年のリターンはプラスになると見込める」と述べた。

また王氏は「消費者物価指数(CPI)が6.5%に達するとの観測 が広がる日を待ち、その日が来たら買いに動くのがわれわれの基本的 な考え方だ。インフレをめぐる悪材料が出たら買いを入れることだ」 と指摘した。

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