アジアのLNG需要、今年は2年連続で増加へ-現物価格上昇を示唆

今年のアジアの液化天然ガス(L NG)需要は2年連続で増加する見通し。昨年11月には32%下落して いた現物価格も上昇することが示唆されている。

エネルギー・コンサルタント会社のファクツ・グローバル・エナジ ー(シンガポール)のスーク・チン・ワン、アレクシス・アイク両氏に よると、アジアのLNG輸入は今年5%増の見通し。2010年は約12% 増、09年は2.9%減だった。世界最大のLNG輸入国である日本の税 関データによると、昨年11月の対日価格は100万BTU(英国熱量単 位)当たり9.40ドル。前年同月は約14ドルだった。

アジア諸国のLNG輸入は個人、法人需要が増加していることを背 景に増えている。一方、欧州が寒波に見舞われたことやナイジェリアや ノルウェーなどでのプラントの閉鎖で供給は減少している。昨年1-11 月の日本のLNG輸入は約10%増の6300万トン。韓国は30%増の 2930万トン。

世界最大の船舶ブローカー、クラークソンのアナリスト、マリア・ ビトリ氏(ロンドン在勤)は「今冬のアジアのLNG現物需要は堅調で、 それが価格に反映されるだろう。現物市場は活況になっている」と述べ た。

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