英国債:下落、10年債利回りが大幅上昇-予想以上の米民間雇用増で

英国債相場は下落。10年債利回り はほぼ1カ月ぶり大幅上昇となった。昨年12月の米民間部門の雇用者 数が2001年の集計開始以来で最大の伸びとなったことから、国債の 売りが優勢となった。

株式相場が下落したほか、英国の建設活動が昨年12月に10カ月 ぶりにマイナスに落ち込んだことから、英国債は朝方に上昇していた。

給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッ シング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが同日発表した給与名 簿に基づく集計調査によると、12月の米民間部門の雇用者数は前月比 で29万7000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想 中央値(10万人増)の3倍に迫った。

エボリューション・セキュリティーズ(ロンドン)のアナリスト、 エリザベス・アフセス氏は。「ADP統計をきっかけに相場は急激に 落ち込んだ。全般にクリスマスと年末年始にかけて統計は極めて強い 数字となる。これに基づくと、英国債相場は予想よりはやや持ちこた えていたため、相場がこの日に若干下げたのはまったく驚きではない」 と語った。

ロンドン時間午後4時43分現在、10年債利回りは前日比9ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.55%。1日の上げ としては先月8日以降で最大。同年債(表面利率4.75%、2020年3 月償還)価格は0.705ポイント下げ109.32。2年債利回りは5bp 上昇の1.19%となった。

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