ユーロ圏:10月の鉱工業受注が増加-11月生産者物価も上昇

ユーロ圏では昨年10月の鉱工業新 規受注が増加した。イタリアからアイルランド、スペインに至る各国 で需要が減少したものの、好調なドイツがこれを補った。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が5日発表した10 月の鉱工業新規受注指数は前月比1.4%上昇。9月は4.2%低下(改定 前=3.8%低下)に下方修正された。エコノミスト10人を対象にした 調査では10月は1.5%上昇(中央値)と見込まれていた。

各国政府が一段の緊縮策の実施を余儀なくされ、個人消費や雇用 に影響を及ぼす中、欧州一の経済大国、ドイツがユーロ圏の経済成長 を後押ししている。ドイツでは製造業の生産ペースは昨年12月に加速 し、景況感指数は過去最高を記録した。

国別では、ドイツの鉱工業新規受注指数が10月に前月比1.4%上 昇。アイルランドでは2.4%、スペインは0.3%それぞれ低下。イタリ アは1.4%低下した。

同日発表された昨年11月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は 前月比0.3%上昇した。前年同月比では4.5%上昇。エストニアが今年 1月からユーロを導入し、ユーロ圏は計17カ国となった。

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