香港キャセイ航空CEO:大型の長距離機活用でアジア事業拡大を図る

香港最大の航空会社、キャセイ航 空は、通路が1本のナローボディー機を増やすのでなく、大型の長距 離機を上手に活用することで、アジアでの事業を拡大する計画だ。

キャセイのトニー・タイラー最高経営責任者(CEO)は4日、 香港でのインタビューで、通路が2本あるワイドボディー機をアジア 路線に引き続き使用すると述べた。これらの機体を活用しないと、夜 間に長距離飛行を終えた後、昼間は遊ばせておくことになるためだと 説明した。キャセイは昨年、エアバス「A350」とボーイング「777 -300ER」を計36機発注している。

タイラーCEOは、中国事業拡大のため、キャセイ傘下でアジア 路線を手掛ける香港ドラゴン航空に、保有するワイドボディー機「A 330」を数機移すと語った。ナローボディー機をほとんど扱わないこ とで、コストを削減し、アジア路線の旅客・貨物輸送能力を増やして いるという。同CEOは3月末に退任し、その後、国際航空運送協会 (IATA)事務局長に就任する。

大和証券キャピタル・マーケッツ香港のアナリスト、ケビン・ラ ウ氏は、「需要が伸びているアジアの輸送能力を拡大するのは賢明だ」 と述べた。

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