電化株が反落、LEDテレビが期待下回り業績不透明感-野村証格下げ

半導体や蛍光体などを手がける電気 化学工業の株価が一時前日比4.1%安の377円と急反落。発光ダイオー ド(LED)材料の伸び悩みや半導体材料の低迷から、今期(2011年 3月期)業績に対する楽観的な見方が後退している。野村証券では業績 不透明感が増しているとし、目標株価や投資判断を引き下げた。

野村証の岡崎優アナリストは4日付リポートで、キャリアテープや シリカフィラーなどの半導体材料の落ち込みが厳しいなどとし、今期連 結営業利益予想を会社計画と同じ250億円から245億円(前期比13% 増)へ減額した。消費者のし好がモバイル機器に移り、LEDテレビの 需要の伸びは当初期待していた水準を下回っていると分析、LED用サ イアロン蛍光体事業の今・来期売り上げ予想も引き下げた。

業績予想の下方修正を反映し、目標株価を500円から420円に引き 下げるとともに、当面は積極的な投資スタンスを取ることは難しいとし て、投資判断は従来の「1(買い)」から「2(中立)」へ変更した。

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