グリー株急騰、業績回復と株価割安評価しゴールドマン新規買い判断

携帯向け交流・ゲームサイト「GREE」 を運営するグリー株が一時、前日比6.8%高の1104円と急騰。昨年11 月1日(7.3%)以来、約2カ月ぶりの日中上昇率を記録した。第2四 半期以降の業績は順調に拡大、現状株価にも割安感があるとし、ゴー ルドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」としたため、 株価の先高期待が膨らんだ。

ゴールドマン証の小池隆由アナリストは、4日付のリポートの中 でグリーについて、2011年6月期第1四半期に新ゲームなどの業績貢 献が予想を下回り、市場にはネガティブサプライズと受け止められた 後、第2四半期以降の業績は順調に拡大していると指摘。「足元の割安 な株価は投資の好機」とした。今後12カ月間の目標株価は1630円。

同氏によると、グリーの足元の会員1人当たりの売上高を示すA RPUなどは好調、ほぼすべての事業を依存しているフィーチャーフ ォンに関しても、スマートフォンでは国内市場の拡大や海外市場の開 拓などポジティブな可能性もあるという。特に最大のスマートフォン 市場である米国では、「日本で培ったバーチャルSNSの運営、ゲーム のイベントコントロールなどのノウハウに期待」としている。

ARPUは11年6月期の第1四半期が192円、1年前は164円で、 前期第4四半期は187円だった。同証では、今6月期の業績予想のA RPU前提を207円と、前期の177円からの増加を見込んでいる。同 証による11年6月期の営業利益予想は305億円、会社側計画は270 億円-300億円。目標株価は、12年6月期予想のPER17倍に当たる。

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