BP株上昇、シェルが事故当時に買収検討の報-補償金は基金の半分か

英石油大手BPの株価は4日、半年 ぶりの大幅高となった。米メキシコ湾で発生した原油流出事故の際に 英・オランダ系石油会社のロイヤル・ダッチ・シェルがBPへの買収 提案を検討したとの報道や、200億ドル(約1兆6400億円)規模のB P補償基金を管理するケネス・ファインバーグ弁護士が、支払いは半 分で済む可能性があると語ったことが材料視された。

英大衆紙デーリー・メールは4日、シェルの事情に詳しい複数の 匿名の関係者の話を引用し、同社は引き続き合併に関心があると報じ た。また、ファインバーグ氏は昨年12月31日のブルームバーグテレ ビジョンとのインタビューで、すべての補償申請への支払いは100億 ドルあれば十分かもしれないとの認識を示した。

BP株は4日のロンドン市場で、前営業日比5.9%高の492.90ペ ンスで終了。昨年7月12日以来の大幅高となった。株価は6月末から 60%回復している。

DnB・NOR・ASA(オスロ)のアナリスト、グトムント・ ハレ・イスフェルト氏は「最も重要なのは、昨年起きたすべての悪い 事態の影響を緩和するためにBPが多くの行動を取ったということだ。 同社の基盤は一段と強くなっている」と語った。

BPの広報担当、マーク・ソルト氏(ロンドン在勤)は報道に関 してコメントを控えた。シェルの広報部門に電話で取材を試みたが、 コメントは得られなかった。

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