カナダ・ドル:対米ドルで10日ぶりに下落、原油相場の下げ響く

4日の外国為替市場でカナダ・ドル は対米ドルで10日ぶりに下落。カナダ最大の輸出品目である原油の先 物相場が1バレル=90ドルを割り込み、経済成長との相関関係が強い 通貨の魅力が薄まった。

カナダ・ドルは経済成長が同国資源への需要を喚起するとの観測 から、一時は米ドルに対し、約2年半ぶり高値近くで推移していた。 資源はカナダの輸出収入の約半分を占めている。また、11月の米製造 業受注額が予想に反して増加したことで米ドル買いに弾みがつき、カ ナダ・ドルは下げ幅を拡大した。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間5日午前7時) 現在、前日比0.5%安の1米ドル=0.9983カナダ・ドル(1カナダ・ ドル=1.0017米ドル)。前日は0.9938カナダ・ドルで、一時は0.9889 カナダ・ドルと、2008年5月以来の高値を付けていた。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.5%、2020年6 月償還)の利回りは、6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇して3.18%、価格は52セント安の102.58カナダ・ドルだった。

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