ブラジル財務相:レアル高対策で追加的な資本流入抑制措置も

ブラジルのマンテガ財務相は、同国 政府は資本流入に対する一段の規制など、レアル高の抑制に向け追加 措置を講じる用意があると述べた。

マンテガ財務相は4日、ブラジリアで記者団に対し、「通貨戦争の さなかにあることを忘れてはならない」とした上で、「われわれの友人 である米国にドル安を許すわけにはいかない」と述べた。

同財務相がこの日、追加措置を発表しなかったことを受け、レア ルは下げ幅を縮小した。財務相が通貨に関して発言すると財務省が電 子メールで発表したことでレアルは一時、対ドルで1.45%安となって いた。ニューヨーク時間4日午後2時51分(日本時間5日午前4時 51分)現在、0.9%安の1ドル=1.6620レアル。

同財務相は、同国の為替相場に影響を及ぼし、通貨高で打撃を受 けている輸出企業の支援に使える「無数の」手段を政府は有している と発言。短期的な資本流入に対するIOF税(金融取引税)の税率を 従来の3倍の6%に引き上げた昨年の措置など、過去の対策は「効果 的」だったと述べた。

同財務相はまた、政府は「かなりの規模の」歳出削減を発表する 計画に取り組んでおり、この歳出削減が実現すれば、中央銀行が「適 切な」時期に利下げを実施する余地が生まれ、レアルへの圧力を減ら せる可能性があるだろうと語った。

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