欧州債:独2年債が4日ぶり下落-インフレ加速や株高に伴う需要減で

欧州債市場では、ドイツ2年債相 場が4営業日ぶりに下落。ユーロ圏のインフレ率が2008年以来の高 水準に上昇したほか、株高で域内で最も安全とされるドイツ国債に対 する需要が後退した。

独2年債利回りはほぼ3カ月ぶりの低水準付近から上昇に転じた。 MSCIアジア太平洋指数が7日続伸したのに加え、ストックス欧州 600指数は一時1.3%上げ、約1カ月ぶりの大幅高となった。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツ(ロンドン)の市場 ストラテジー責任者、チャールズ・ディーベル氏は「ドイツ国債に は利回り上昇リスクがある。堅調に回復してきた2年債は売られやす い」と語った。

ロンドン時間午後4時15分現在、独2年債利回りは前日比2ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.83%。同年債 (表面利率1%、2012年12月償還)価格は0.03ポイント下げて

100.325。独10年債利回りは2bp下げ2.89%。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が4日発表した昨年 12月のユーロ圏消費者物価指数は前年同月比2.2%上昇。11月の

1.9%上昇から加速し、08年10月以来の高いインフレ率となった。 ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト21人を対象にまとめた調 査の中央値では2%上昇が見込まれていた。

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