米ウィルミントン・トラスト:CEOから報酬200万ドル取り戻す

3億3000万ドル(約270 億7000万円)の公的資金で救済された米銀行持ち株会社のウ ィルミントン・トラストは、ドナルド・フォーリー最高経営責 任者(CEO)に報酬約200万ドルを返還させた。同氏への報 酬が米財務省の規定に違反したことがその理由。

ウィルミントンの広報担当ウィリアム・ベニンテンド氏は 電子メールで、問題資産購入計画(TARP)の規定を「完全 に順守するため」、昨年12月22日に報酬の回収を実施したと 明らかにした。規制当局への届け出によれば、回収された報酬 の内訳は、現金および制限付き株式による175万ドルの契約ボ ーナスと、付与された時点で約24万8000ドル相当の制限付き 株式。

規定では現金での賞与を禁じているほか、制限付き株式で の奨励給を最高幹部の報酬総額の3分の1に制限している。

ウィルミントンは、発表文以外のコメントは控えた。12月 23日の届け出によれば、同行はフォーリーCEOの報酬を回収 するとともに、年間給与を同月1日付で25%引き上げ150万 ドルとした。

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