ユーロ圏:12月インフレ率2.2%に上昇、2年ぶり高水準

ユーロ圏では昨年12月のインフレ 率が市場予想を上回り、2年余りで最高となった。エネルギー高が響 いた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が4日発表した12 月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.2%上昇。11 月の1.9%上昇から加速し、08年10月以来の高インフレ率となった。 ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト21人を対象にまとめた調査 の中央値では2%上昇が見込まれていた。

原油価格は12月に8.6%上昇し、年間上昇率が15%を超えた。欧 州中央銀行(ECB)は先月、ユーロ圏のインフレ率について、今年 が平均で1.8%前後、12年が1.5%になるとの予想を示した。

ABNアムロ銀行(アムステルダム)のマクロ経済調査責任者、 ニック・コーニス氏は、「エネルギーと食料品が当然ながら注目する大 きな要因だ。食料とエネルギーがさらに値上がりした場合、インフレ 率が2%を上回る水準で高止まりする可能性があり、ECBはインフ レ期待について懸念し始めるだろう」と語った。

変動の大きいエネルギー価格などを除いたコアインフレ率を含め た12月の指数詳細は今月14日に公表される。11月のコアインフレ率 は1.1%と、10月から変わらずだった。

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