中国投資が借り換えを支援、カーライル共同所有のNYビル-AREA

中国の政府系ファンド(SWF)、 中国投資(CIC)は、米投資会社カーライル・グループがニューヨ ークのマンハッタンに共同所有するオフィスビルの借り換えを支援し た。運用資産3000億ドル(約25兆円)規模のCICが米国の不動 産投資の強化を進めている状況があらためて示された。

CICは米AREAリアル・エステート・ファイナンスと協力し 米衣料品メーカー、ポロ・ラルフローレンの本社となっている27階 建てビル関連で優先株を買い入れた。ニューヨークに本社を置くAR EAのブラッドフォード・ウィルダウアー社長が明らかにした。CI Cが35%出資する中国工商銀行は、昨年6月にこの物件で最初の新規 不動産融資をカーライルに提供した金融機関2社のうちの1社。

ニューヨークの法律事務所、シュルティ・ロス・アンド・ゼイベ ルの不動産グループ会長、ジェフリー・レノベル氏は電話インタビュ ーで、「CICは米国での不動産投資に極めて強気だ」と指摘した。

ニューヨークの証券会社、キーフ・ブリュイエット・アンド・ウ ッズ(KBW)は先月14日、昨年9月末時点で不動産ローン残高が 3兆2000億ドルに達した米国の商業不動産業界はほぼ1兆ドルの追 加株式資本を調達する必要があるとの見通しを示している。

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