アジア株:MSCIアジア指数は2年半ぶり高値-米統計で楽観ムード

4日のアジア株式相場は続伸。指標 のMSCIアジア太平洋指数は約2年半ぶり高値に上昇している。米 製造業活動が12月に過去7カ月で最も速いペースで拡大したことを 示す指標を受け、同国の景気回復が勢いを増しつつあるとの楽観的見 方が強まった。

世界最大の鉱山会社、英オーストラリア系BHPビリトンは

0.8%高。豪州のレアアース(希土類)開発会社ライナスは10%高と 急伸。双日と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)がラ イナスに出資する方向で最終調整に入ったと、1日付の日本経済新聞 朝刊が報じたのが材料視された。世界3位の鉄鋼メーカー、韓国のポ スコは2.8%高。造船最大手、韓国の現代重工業は3.2%高。海外での 受注を好感した。

ペンガナ・キャピタル(メルボルン)のティム・シュローダーズ 氏は「好調なデータが2カ月続いており、それが2011年に対する投資 家の期待感を支えているのは明らかだ」と指摘。「事態が改善しつつあ ることを示す、勇気付けられる兆候が見られる」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後零時26分現在、前日比

0.6%高の138.86と、2008年6月26日以来の高値となっている。指 数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合は約3対1。同指数の年 間上昇率は昨年が14%、09年は34%だった。

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