米財務省、アライFのトラスト型優先証券を今月にも一部売却-関係者

米財務省は今月にも、米自動車・住 宅ローン会社アライ・ファイナンシャル(旧GMAC)のトラスト型 優先証券、最大25億ドル(約2050億円)相当を売却する可能性が ある。事情に詳しい関係者1人が明らかにしたもので、財務省が同社 救済に投じた公的資金の回収を目指していることが背景にある。

計画は非公開だとして同関係者が匿名で語ったところでは、財務 省は同証券少なくとも10億ドル相当を1月、または2月の2010年 10-12月(第4四半期)決算発表の「直後」に手放す方針だ。売却 時期は資本市場の状況次第だという。

同関係者によれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は、トラス ト型優先証券を引き続き中核的自己資本(Tier1)と見なす公算 が大きく、投資家にとって魅力が高まっている。財務省は現在、アラ イの同証券26億7000万ドル相当を保有している。

アライは172億ドルの公的資金を受け入れている。先週には米政 府が55億ドルのアライの優先株を普通株に転換。独り立ちに向けて 前進した同社の広報担当、ジナ・プロイア氏は3日、コメントを控え た。

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