米ゴールドマンのフェースブック出資、SECが調査も-法曹関係者

【記者:Joshua Gallu、Jesse Hamilton】

1月4日(ブルームバーグ):米投資銀行ゴールドマン・サックス・ グループが顧客にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) 最大手、米フェースブックの株式最大15億ドル(約1200億円)相当 を提供する計画を、米当局が調査する可能性がある。証券問題を扱う 法曹関係者が明らかにしたもので、フェースブックが情報開示規定を 回避しているかどうかを見極めるためだという。

事情に詳しい関係者1人が情報は非公開だとして匿名で語ったと ころによると、米証券取引委員会(SEC)はフェースブックを含む 非上場企業の株式を取引する市場をすでに検証している。SEC規定 は、出資者が499を超えるすべての企業に対し財務情報の開示を義務 付けている。

フェースブックに4億5000万ドルを出資したゴールドマンは、こ れとは別に自社の顧客が最大15億ドル相当をフェースブックに投資 するための特別目的事業体(SPV)の設立を計画中だ。事情に詳し い関係者2人が、情報が非公開であることを理由に匿名を条件に明ら かにした。

複数の投資家の資金をプライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資会社やヘッジファンドといった単体の事業体を通じて得ることで、 情報開示が必要な水準を超えないようにする非上場企業もある。

ジョージタウン大学のビジネススクールで教授を務めるジェーム ズ・エンジェル氏は「真の問題はこのSPVの実態が何なのかだ」と し、こうした投資がルールの適用回避を意図したものであれば、「SE Cは詳しく調べるはずだ」と述べた。

フェースブックへの出資とSPVの計画は米紙ニューヨーク・タ イムズが先に報じた。

フェースブックの広報担当者はコメントを控えた。ゴールドマン も取材依頼に対して今のところ回答してきていない。SECのジョ ン・ネスター報道官もコメントを控えている。

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