年末までに日経平均で1万3000円ぐらい欲しい-発会後に東証社長

東京証券取引所の斉藤惇社長は4日 の大発会後、一部記者団に対し2011年の日本株相場について、日経平 均株価で「年末までには1万3000円ぐらいあって欲しい」と述べた。

斉藤社長は、「地球全体が豊かになってきている。そこで潤う企業 が東証に上場している」と指摘。海外の投資家が、そうした点に着目 して日本企業の株式を買いに来ているとの認識を示した上で、「日本の 投資家が買わないのは、正直理解に苦しむ」と話した。

これに先立ち同社長は、4日早朝のテレビ東京の証券・経済情報 番組に出演し、「取引所全体は成長国に抜かれているが、アローヘッド 導入により、質としては世界最高で、総合手数料もニューヨーク市場 に続き、世界で2番目に安い」と昨年初から開始した新取引システム の有効性を強調。その上で、11年は「ことしは量へのチャレンジ。昨 年から対策を打ってきたが、量を伴っていない。新興企業上場などで 取引量を増やすことに挑戦したい」との姿勢を示した。

また斉藤社長は、企業の新規上場時の税の優遇策など税制を含む 欧米並みの規制緩和に取り組む必要性を指摘。企業に対しては、「魅力 ある株に変えてもらわないといけない。株を出し過ぎて利益が薄まる などは、改善してもらう問題だ」と注文を付けた。

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