ブラジルの新中銀総裁:より低めのインフレ目標を目指す必要ある

ブラジル中央銀行のトンビニ新総裁 は、物価安定に向けた政策当局者らの決意をあらためて示すとともに、 政府は時間をかけてインフレ目標の引き下げを目指すべきだと言明し た。

トンビニ総裁(47)は3日、ブラジリアでの就任演説で、ブラジ ルの経済政策は「インフレ目標の一段と低い水準への収束について将 来協議できるよう、環境を作り出す」ものだと指摘。「われわれが 将来、熱意を持って追究する必要がある作業だ」と語った。

一方、メイレレス前総裁は退任に当たり、金融サイクルの正常な 一部としての利上げは「混乱」を引き起こさないはずだと発言。消費 者物価は政府のインフレ目標である4.5%を上回るペースで上昇する とみられているが、これは差し迫った危機を示すものではないと語っ た。

同中銀が3日発表した調査によると、エコノミストらは、1年11 カ月ぶりの高水準となっているインフレ率を抑制するために、トンビ ニ総裁率いる中銀が今月中に政策金利を50ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)引き上げ、11.25%にすると予想している。同調査で は、エコノミストの今年のインフレ率予想は4週連続で引き上げられ た。

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