「バイク王」のIKコーポ株が急落、価格競争自演との報道

バイク買い取り専門店「バイク王」 を運営するアイケイコーポレーションの株価が急落。ほかの業者とバイ クの買い取り価格を競っているように装うインターネットの比較サイト があったと、一部報道で伝えられた。顧客離れなどを懸念した売りが膨 らみ、昨年末比8.5%安の2万1640円まで下落、昨年来安値の2009年 10月20日(2万1550円)以来、約2カ月半ぶりの安値を付けた。

サイト上の他業者はすべてIKコーポの自社ブランドで、バイク王 だけが査定し、顧客を誘導できる仕組みになっていたと、3日付の朝日 新聞朝刊は報じた。IKコーポは報道に対して3日、再発防止に万全を 期していくとのコメントを発表した。

大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所の西村由美次長は 「企業イメージの悪化や、信頼感低下による顧客離れなどを懸念した売 りを浴びた」と指摘。IKコーポは今月13日に、決算期変更で3カ月 となる10年11月期決算を発表する予定で、「足元の業績動向と、同時 に示される可能性がある再発防止策を見極める必要がありそうだ」と、 同氏は話していた。

IKコーポ株は5.8%安の2万2260円で午前を終え、東証2部の 値下がり率1位。売買高は1680株と、09年4月9日(日通しで2135 株)以来の高水準に膨らんだ。ただ、始値を安値に下げ渋っている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE