Fエスコ株反落、木質バイオマス発電事業の売却は中止-赤字体質残存

省エネルギー支援事業を手掛けるフ ァーストエスコの株価が一時、前営業日比8.1%安の8000円と反落。 子会社が運営する木質バイオマス発電事業の売却が中止となったと1日 に発表、不振事業の継続で収益改善期待が後退した。

子会社の白河ウッドパワーの木質バイオマス発電事業はグリーンエ ナジー事業の一部で、新エネルギー等事業者支援対策費補助金の交付を 受けている。ただ、木質チップ価格の高止まりや高水準の設備整備コス トなどで事業環境は厳しく、2010年6月期の売上高は9億6900万円、 営業損益は7900万円の赤字だった。

Fエスコは10年9月29日に、同木質バイオマス発電事業を東京電 力とソニーが出資するサステナブルグリーンパワーに9億円で売却する ことで基本合意したと発表。しかし条件面で折り合えず、売却には至ら なかった。10年8月16日に公表した11年6月期業績予想には今回の 事業売却影響額を加味しておらず、業績予想の変更はない、という。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE