米銀株、上昇-BOAが住宅ローン債権買い戻し問題の解決で合意

3日の米株式市場では、バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)やJPモルガン・チェースを中心に金融株が 上昇。BOAが傘下の住宅金融会社カントリーワイド・ファイナンシ ャルが売却した住宅ローン債権の買い戻しを求められていた問題で、 ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)およびフレディマック(連邦住宅 貸付抵当公社)との間で合意が成立したことが好感された。

BOAの株価は前営業日(昨年12月31日)比6.4%高の14.19 ドルと、約8カ月ぶりの大幅上昇。JPモルガンは2.7%高の43.58 ドル。24銘柄で構成するKBW銀行株指数は2.3%上昇し、昨年 5月以来の高水準に達した。

資産規模で米銀最大手BOAは2008年のカントリーワイド買収 に起因する買い戻し請求の解決に向けて、ファニーメイとフレディマ ックに計28億ドル(約2230億円)を支払うことで合意した。政府支 援機関(GSE)である両社は、借り手の収入や住宅価値について不 完全ないし問題のある情報を提供し、説明・保証義務に違反したとし て、複数の金融機関に住宅ローン債権の買い戻しを求めている。

オッペンハイマーの調査担当マネジングディレクター、クリス・ コトウスキ氏は「GSEの請求がこれ以上手に負えないほど膨らむこ とはなさそうだ」と指摘。賠償額がずっと大きくなるリスクが取り除 かれるため、「金融株全般にとってプラスになる」との見方を示した。

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