シカゴ小麦:上昇、天候懸念で一時5カ月ぶり高値-コメ相場も続伸

3日のシカゴの小麦相場は、一時ほ ぼ5カ月ぶりの高値を付けた。オーストラリアの洪水の影響で同国の 穀物輸出に支障が出る恐れがあるほか、米国では厳冬で作物に被害が 及ぶとの懸念が手掛かり材料。コメ相場も値上がりし、この1カ月で 最長の上昇局面となった。

トップ・サード・アグ・マーケティング(シカゴ)のリスク管理 スペシャリスト、ジム・ヘミンガー氏は、「小麦の収穫がほぼ完了 した」豪クイーンズランド州では「物流にある程度の問題があるだろ う」と指摘。米国では「天気図がプレーンズ(中西部の大平原)南部 で寒さが厳しくなることを示しており、ウインターキル(冬枯れ)が 懸念される」と語った。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物2011年3月限は、前営 業日比11.25セント(1.4%)高の1ブッシェル当たり8.055ドル。一 時は8.25ドルと、中心限月ベースで昨年8月6日以来の高値を付けた。

コメ先物11年3月限は前営業日比19.5セント(1.4%)高の100 ポンド当たり14.485ドル。一時は14.67ドルと、先月7日以来の高値 まで買われた。コメ先物は4営業日続伸し、12月初旬以後で最長の上 昇局面となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE