ブラジル株:ボベスパ指数6週間ぶり高値-新大統領の政策方針を好感

3日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が6週間ぶり高値に上昇。ルセフ新大統領が就任演説 でインフレ抑制を目指す方針を示したことや、中国の物価上昇ペース が和らぐとの見通しから商品株が買われた。

鉄鉱石生産最大手で、中国を最大の輸出先とするヴァーレはここ 4カ月間で最大の上昇。ネット通販で同国最大手のB2Wコンパニ ア・グローバル・ド・バレジョは3.5%高となり、消費需要の恩恵を 受ける銘柄の上げを主導した。市場関係者らが7月以降の金利上昇見 通しを後退させたことが背景。ルセフ大統領は1日の就任式で、経済 成長を促進するとともに、インフレ「まん延」が貧困撲滅への取り組 みを阻害しないようにすることを公約に掲げた。

証券会社フツーラ・コレトラの株式担当責任者、レナト・バンデ イラ・ジ・メロ氏(サンパウロ在勤)は「大統領の演説全体が好感さ れた」と指摘。「市場は年末には非常に神経質で、投資家は大統領の正 式な就任までリスクテークを先送りする傾向が見られた」と説明した。

ボベスパ指数は前営業日比0.9%高の69962.32と、昨年11月19 日以来の高値で終了。4営業日続伸し、ここ2カ月で最長の上昇局面 となった。同指数構成銘柄のうち値上がりは50銘柄、値下がりは17 銘柄。昨年1年間の騰落率はプラス1%だった。

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