米企業の社債保証コスト、1カ月ぶり大幅低下-CDS取引

3日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが1カ月ぶりの 大幅低下。製造業活動の改善を示す経済指標が好感された。

ソシエテ・ジェネラルの米クレジット戦略責任者、スティーブ ン・アントツァック氏は「ポジションをロングにしていなければ、そ うすべきだ」と指摘。「シンセティックを含めて全ての基調が強い。 投資家は利回りを求め、リターンを得ようとしている」と語った。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時8分(日本時間4日午前7時8分)現在、1.7ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の83.4bp。

米供給管理協会(ISM)が3日発表した昨年12月の製造業景 況指数は7カ月ぶりの高水準となった。新規受注が増加しており、 2010年末に景気拡大の勢いが増したことを示す兆候が強まった。

資産規模で米銀最大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)の社債 保証コストはほぼ3カ月ぶりの水準に低下。ファニーメイ(連邦住宅 抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)から住宅ロー ン債権の買い戻しを求められていた問題の解決に向けて合意が成立し たことが影響した。

CMAによれば、BOAのCDSスプレッドは21.7bp下げて 156bp。同業のウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェースの社 債保証コストも低下した。

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