欧州株:上昇、株高継続の観測で-自動車銘柄やラガルデールに買い

欧州株式相場は上昇。ほぼ2週間 ぶりの大幅高となった。企業利益と経済成長の拡大を背景に、昨年の 株価上昇が今年も続くとの見方から買いが入った。

ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは急伸。同社に対する 20億ドルを超える損害賠償訴訟で米連邦裁判事が訴えを却下したこと を好感した。フランス最大の出版社ラガルデールも大幅高となった。 同社は国際雑誌事業の売却に向けて協議していることを明らかにした。 中国事業は「全く減速が感じられない」との認識を示した広告代理店 のJCデコーも高い。

ストックス欧州600指数は前営業日比0.8%高の278.02と、12 月21日以降で最大の上げとなった。英国とアイルランドは引き続き休 場。ブルームバーグのデータによると、同指数の出来高は約14億株。 2010年の平均は42億株だった。

野村ホールディングスのストラテジスト、イアン・スコット氏 (ロンドン在勤)は「新年入りし、株式投資家は明らかに強気に傾斜 している。バリュエーション(株価評価)に加え、2011年に企業業績 がさらに拡大する可能性が高いことも株価を下支えている」と指摘し た。

3日の西欧市場では、取引があった16市場のうち15市場で主要 株価指数が上昇した。

ポルシェは15%高と、2009年4月以来の大幅な上げ。ラガルデ ールは9.4%上昇。JCデコーは2.4%高。

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