ミシュキン氏:量的緩和第3弾はない見通し、景気回復で可能性が後退

米連邦準備制度理事会(FRB) のミシュキン元理事は、FRBが量的緩和第2弾として知られる6000 億ドル相当の国債購入プログラムを完遂する公算は大きいとの見方を 示した。ただ、第3弾を実施する可能性は低いと述べた。

現在はコロンビア大学のエコノミストであるミシュキン氏は、ブ ルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「現在は景気が強さ を増しており、量的緩和第3弾の可能性は大きく後退している」と発 言した。

同氏は第3弾を実施すれば、FRBの国債購入が財政赤字を助長 しているとの認識につながり、FRBの独立性が弱まりかねないと指 摘した。

下院ではFRBの廃止を唱えるロン・ポール議員(共和、テキサ ス州)がFRBを監視する小委員会の委員長に就任する予定。下院監 視・政府改革委員会の委員長となるダレル・アイサ議員(共和、カリ フォルニア州)は、現在5年としている連邦公開市場委員会(FOM C)議事録公開までの期間を縮小するなど、FRBの透明性向上を求 めている。

ミシュキン氏は「おもしろいことがもっと増えるだろう」としな がらも、「良い意味でというわけではない」と付け加えた。

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