米BOA:住宅ローン債権買い戻しでファニーメイ、フレディと合意

資産規模で米銀最大手のバンク・オ ブ・アメリカ(BOA)は、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社) とファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)から住宅ローン債権の買い戻し を求められていた問題で、計28億ドル(約2290億円)を支払うこと で合意した。フレディマックとファニーメイはこれらの住宅ローン債 権が誤ったデータに基づいていると主張していた。3日の米株式市場 でBOAの株価は一時5.6%高となった。

BOAは発表資料で、この問題解決に要した費用として10-12 月(第4四半期)に約30億ドルを計上するとした。これには、3日公 表された合意に含まれない貸倒引当金の積み増しも含まれる。BOA のチャールズ・ノスキ最高財務責任者(CFO)は電話会議で、これ らの合意はファニーメイとフレディマックに起因する負債の「大部分 に対処する」ものだと説明した。

フレディマックやファニーメイなどの住宅ローン債権購入者は、 収入や住宅の価値に関する不正確なデータに基づいて組成された可能 性のあるローン債権について、金融機関に買い戻させようとしている。 BOAは、この日の発表前の時点で計129億ドルの債権買い戻し要求 に直面していた。昨年10月19日の発表によれば、その約半分は政府 支援機関(GSE)に関連したものだった。同行は10月に、この問題 の費用として44億ドルの引当金を積んだことを明らかにした。

FBRキャピタル・マーケッツの銀行アナリスト、ポール・ミラ ー氏は、「どれだけ悪くなるか誰も想像がつかなかった債務の一部に関 して具体的な数字が明らかになった」とした上で、「具体的な数字が分 かり、それに基づいた計算はBOAにとって非常に良いようだ」と指 摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE