今週の米経済指標:昨年12月の雇用者数、3カ月連続で増加か

今週発表される米国の主要経済指標 では、昨年12月の非農業部門雇用者数が3カ月連続で増加したもよう。 この結果、昨年の米雇用の伸びが約100万人となり、雇用市場が2011 年に一段と改善するとの見通しが示されそうだ。

米労働省による7日の雇用統計発表を前にブルームバーグ・ニュ ースがエコノミスト61人を対象にまとめた調査の中央値によれば、12 月は前月比14万人の雇用者増と見込まれている。同月の失業率は

9.7%と、前月の9.8%から低下したもようだ。

昨年は雇用市場の改善が進んだものの、09年6月に終わった1年 半に及ぶリセッション(景気後退)時に失われた840万人の雇用を穴 埋めするには数年かかる。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ リサーチの上級エコノミスト(ニューヨーク在勤)、ミシェル・マイヤ ー氏(ニューヨーク)は、「改善しているが、今の勢いは漸進的だ。要 は雇用市場次第であり、これまでの回復の状況は期待外れた」と述べ た。

ブルームバーグの別のエコノミスト調査では、米供給管理協会(I SM)が3日発表する12月の製造業景況指数は57と前月の56.6から 上昇し、7カ月ぶりの高水準となったもよう。製造業活動の拡大・縮 小の分かれ目は50。

5日発表の12月のISM非製造業活動指数は55.7(前月は55) に上昇し、06年5月以来の高水準になりそうだ。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

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