米小型株の昨年の大幅上昇、景気回復加速と3年連続株高の兆候か

2010年の米小型株の上昇率は03年 以来の高水準となり、S&P500種株価指数の伸びを上回った。米投 資会社ブラックロックやJPモルガン・ファンズはこれを、米景気が 力強さを増し、米国株が3年連続で上昇する兆候とみている。

米小型株の指標であるラッセル2000指数の10年の上昇率は25% となり、S&P500種を13ポイント上回った。ブルームバーグのデー タによると、S&P500種のバリュエーション(株価評価)は小型株 と比べて過去最低となった。ラッセル2000を構成する企業の時価総額 (中央値)は5億2850万ドル(約430億円)。

ブルームバーグのデータによれば、米国内需要への依存度が相対 的に高い小型株が上昇していることは、景気が勢いを増す前触れだ。 ブラックロックで運用に携わるケビン・レンディノ氏は、S&P500 種の株価収益率(PER)がラッセル2000の半分であることを指摘し、 大型株は割安だとの見方を示した。

ラッセル2000の年間上昇率が前回これほど大きかったのは03年。 ブルームバーグのデータによると、この年は強気相場の最初の1年間 で、S&P500種はその後07年にかけて2倍に上昇した。

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