台湾中銀:今年3回目の利上げ-住宅価格・物価抑制狙う

台湾の中央銀行は30日、今年3 回目の利上げを発表した。住宅価格上昇で不動産バブルの恐れが強ま ったほか、インフレ率が9カ月ぶりの高水準となったことに対応した。

彭准南総裁率いる同中銀は、主要政策金利を0.125ポイント引き 上げ1.625%とした。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人 を対象にまとめた調査では、全員がこの利上げを予想していた。同中 銀は政策金利を過去最低から6月と9月に0.125ポイント刻みで引き 上げた。

シティバンク台湾の主任エコノミスト、鄭貞茂氏は利上げ発表前、 「台湾のインフレ率は来年上昇しそうで、中銀は利上げする必要があ る」と述べ、「投機的な資本流入の抑制に向けて一段の措置を講じる可 能性がある」と続けた。

不動産仲介大手、信義房屋のチーフアナリスト、スタンレー・ス ー氏は今週の電話インタビューで、1-11月期の台北の不動産価格が 11%上昇し、過去最高水準となったことを明らかにした。今月6日発 表された11月の消費者物価指数は1.53%上昇と、インフレ加速が示 された。

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