中国:公的年金の株式投資配分、20%の上限撤廃も-人事社会保障省

中国は、公的年金による株式投資 について、投資配分の上限を20%とした規定を撤廃する可能性がある。 人事社会保障省がウェブサイトに変更案を掲載した。

24日付の声明によれば、人事社会保障省は年金に対して、債券投 資の上限も現行の50%から95%に引き上げることを容認する可能性 もある。同省は、変更案に対して一般から意見を求めている。

中原証券ストラテジストの李俊氏(上海在勤)は、「国民のために 運用先を多様化し、策を講じなければ預金口座に向かう公算が大きい 資金をより多く呼び込む政府の取り組みの一環だ」と分析。「将来的に 株式市場に向かう資金が増える可能性がある」と述べた。

中国紙、上海証券報は関係者の話を基に、今回の改革で1000億元 (約1兆2300億円)超の資金が株式市場に流入する可能性があると伝 えた。関係者の名前は明らかにしていない。中国本土株の指標、上海 総合指数は今年16%下落し、アジアの主要株価指数で最悪のパフォー マンスを記録した。昨年は80%上昇だった。

上海証券報によれば、中国の年金の規模は来年、3450億元に膨ら む可能性がある。今年は2525億元だという。

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