8週連続で海外勢買い越す、個人売りとせめぎ合い-12月4週日本株

12月第4週(20-24日)の日本 株市場では、海外投資家が買い越す一方、個人投資家は売り越した。 海外勢と個人の相反する投資行動は、これで8週連続となった。

東京証券取引所が30日に発表した同週の投資部門別売買動向に よると、東京、大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は 8週連続で買い越した。買越額は284億円と、前の週(2129億円)を 大きく下回った。個人投資家は8週連続で売り越し。売越額は877億 円(前の週は1777億円)だった。

立花証券の平野憲一執行役員は、「年明け後も当面、海外勢と個人 のせめぎ合いは続くだろう」と予想。第4週に海外勢の買越額、個人 の売越額がともに縮小したことについては、「直近の相場上昇で、海外 勢は利益確定の売りも出し始めた。個人は投資余力の改善を背景に、 一部で押し目買いに動いた」と見ていた。

第4週の日経平均株価は、週間ベースで8週ぶりに反落。週末24 日終値は前の週末に比べ24円(0.2%)安の1万279円。ポルトガル 国債の格下げなどで、欧州財政問題への懸念が再燃する場面があった が、一方的に売り込まれることはなく、底堅さを見せた。

このほかの投資部門では、証券自己が992億円の買い越し。事業 法人が124億円、その他法人等が310億円のそれぞれ買い越し。売り 越しは生保・損保(372億円)、都銀・地銀等(21億円)、信託銀行(315 億円)、投資信託(75億円)などだった。

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