ブラックストーン傘下のホテル経営会社、メザニンローン確保

米投資会社ブラックストーン傘下 の欧州のホテルオーナーは13日、ファンドから1億5000万ユーロ(約 161億円)のメザニンローンを確保し、銀行債務を減らした。

ホテル経営者や中小の小売業者は、銀行の高リスク融資縮小で生 じた700億ドル(約5兆7100億円)もの資金の穴を埋めようとしてお り、インターミディエート・キャピタル・グループ(ロンドン)など のレバレッジド・ローン・ファンドがこれを支援することになりそう だ。

英国のドモンフォール大学の調査によれば、銀行が金融危機で傷 んだバランスシートの修復を進めたため、英国では昨年、商業用不動 産向けの新規融資が69%減少した。

インターミディエート・キャピタルのフィリップ・ケラー最高財 務責任者(CFO)は、「チャンスは極めて大きい」と述べ、「商業用不 動産市場でもバイアウト・ファイナンシングと同様の動きが見られる。 銀行は圧縮しなければならない大量の不動産関連資産をバランスシー トに抱えており、それが不動産ファイナンスの非効率を生み出してい る」との見方を示した。

米プライベート・エクイティ(PE、未公開株)投資会社のアポ ロ・グローバル・マネジメントはクレディ・スイス・グループが保有 する評価額が大幅に下がった商業用不動産ローン債権を12億ドルで 取得することに合意したと、事情に詳しい関係者1人が23日明らかに している。この不動産ローンは欧州の建物が担保に設定されている。

ケラーCFOによると、不動産向けメザニンローンは資産の担保 があるため、企業買収のためのメザニンローンに比べてリスクが低い という。

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