中国建設銀の子会社、香港での投資商品販売で英HSBCなどに挑む

中国2位の銀行、中国建設銀行の 香港部門である中国建設銀行(亜州)は、香港での投資商品販売によ る収入の年間伸び率を少なくとも20%とする目標を掲げている。香港 では昨年、投資に充てる資産を100万ドル(約8150万円)以上持つ人 が倍増した。

建設銀(亜州)のリテール(小口金融)バンキング部門責任者、 黄涛氏はインタビューで、投資信託など金融商品の販売で、香港で上 位5位以内に入りたいと述べた。現在は6位か7位だという。建設銀 (亜州)は建設銀の完全子会社。

黄氏は「資産管理は、われわれが強みを持ち、伸ばしたい分野だ」 と語った。

ボストン・コンサルティング・グループによれば、香港は富裕層 の比率でシンガポールに次ぐ2位。建設銀(亜州)は、こうした顧客 の獲得で米シティグループや英HSBCホールディングスなどと競争 している。

建設銀(亜州)が販売する投信の種類は600-800。これに対し、 HSBC傘下のハンセン銀行(恒生銀行)は約400、英スタンダード チャータード銀行は645。

黄氏は、リテールバンキング部門の人員を向こう3-5年で、現 在の600人から800人に増やし、支店数を48から60に拡大する計画 も明らかにした。

香港の銀行は、競争激化に伴う住宅ローンの利ざや縮小を補うた め、投信や保険商品の販売による手数料収入の拡大を図っている。

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