コートジボワールは「大虐殺の危機にひんしている」-新国連大使

コートジボワールで11月28日 に行われた選挙で大統領に選出されたと国連などが認定しているアラサ ン・ワタラ氏が任命したバンバ国連大使は、同国が「大虐殺の危機にひ んしている」との見解を示した。国連やアフリカ連合、米国は、選挙で ワタラ氏が現職のローラン・バグボ氏を破ったとしている。

ワタラ政権の最初の国連大使に任命されたバンバ氏は29日、ニュ ーヨークで信任状を提示後、潘基文(バン・キムン)国連事務総長に対 し、「極めて深刻な人権侵害」を食い止めるため国連平和維持軍が行動 を起こすよう求めた。同氏によると、ワタラ氏を支持したことを理由に 172人が殺害された。

バンバ氏(60)は潘事務総長との会談後、記者団に対し「状況は非 常に深刻だ」と指摘。「属する部族によって住宅に目印が付けられてい る。次はどうなるのか。何らかの行動が必要だ」と述べた。

バンバ氏はバグボ氏や支持者への軍事行動を明確に求めたわけでは ないが、国連平和維持軍がコートジボワールの市民を保護すべきだと訴 えた。西アフリカ諸国経済共同体は24日、バグボ氏が国際社会による 辞任要求を無視し続ければ合法的な武力行使を検討する方針を示した。

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