中国中銀の調査統計責任者:人民元の小幅上昇は経済に恩恵-金融時報

人民元の小幅で緩やかな上昇は、 国内経済にとって打撃とならず、むしろ恩恵を与えているとの見解を 中国人民銀行(中央銀行)調査統計部門の責任者、盛松成氏が明らか にした。金融時報が30日、スピーチでの発言として報じた。

盛氏は、人民元上昇が輸入財のコスト低下を通じて中国企業の競 争力改善に役立つほか、輸入増加をもたらし、国際収支の改善と急速 な外貨流入圧力の緩和にも貢献すると指摘した。

この発言は、人民銀が国内12省の工業関連企業約5000社と輸出 企業2100社を対象に実施した「最近の」調査を基にしたもの。調査 の実施時期は明らかにしていない。金融時報は人民銀が発行している。

盛氏は、為替改革が企業に及ぼすマイナスの影響については、懸 念が一部誇張されていると指摘。さらに、人民銀の予想を基に、元が 対ドルで3%上昇すれば、中国の輸入が0.3%増加、輸出は0.6%減 少し、貿易黒字が6%縮小するとの見方を示した。また、元は6月 19日から今月29日までの間に3.06%上昇しており、それが中国の インフレ率を約1.04ポイント押し下げることにつながると予想した。

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