米グルーポン、優先株発行で最大780億円調達へ-当局に計画提出

共同購入クーポンサイトを運営す る米グルーポンは、優先株の発行を通じて最大9億5000万ドル(約 780億円)調達する計画だ。同社は今月、インターネット検索エンジ ン最大手の米グーグルが提示した60億ドルの買収案を拒否した。

グルーポンがデラウェア州当局に17日届け出た文書によれば、同 社はシリーズG優先株約3010万株を1株当たり31.59ドルで発行する ために定款を修正。ベンチャーキャピタリストやプライベートエクイ ティ(PE、未公開株)投資会社向けにデータや分析を提供するVC エキスパーツによると、この資金調達計画に基づくとグルーポンの企 業価値の評価は最大78億ドルとなり、グーグルの買収提示額を上回る。

グルーポンのアンドルー・メイソン最高経営責任者(CEO)は、 来年の新規株式公開(IPO)を検討する中で、今回の資金調達に動 いている。同社は先週、米アマゾン・ドット・コムで財務担当副社長 を務めたジェイソン・チャイルド氏を最高財務責任者(CFO)とし て採用。事情に詳しい複数の関係者は今月、グルーポンの今年の売上 高が5億ドルを上回るとの見通しを示した。

助言サービス会社インターネット2ゴーのアナリスト、グレッ グ・スターリング氏は「グルーポンは新たな市場への参入をさらに進 めるだろう。それは欧州ですでに実施したような既存企業の買収、あ るいは現地で必要なインフラの整備、つまり人材の採用を意味する」 と語った。

メイソンCEOは28日、ツイッターのメッセージで、新たな資金 調達を完了する過程にあると述べた。グルーポンの広報担当、ジュリ ー・モスラー氏に29日に電話取材を試みたが、同氏はコメントを控え た。

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