中国:金利自由化がインフレ抑制に効果-人民銀・盛松成氏

中国は金利の自由化を加速させ、 預金金利引き上げについて市中銀行に「一定の範囲内」で裁量を与 えるべきだとの見解を、中国人民銀行(中央銀行)の幹部が明らか にした。そうすることでインフレ抑制につながるとしている。

人民銀の統計・分析部門の責任者、盛松成氏は29日、同行のウ ェブサイト上で、不動産や株式は現在、人民の財産の主要部分を占 めており、中国が金融政策を策定する際には資産価格を「重要」な 要素としなければならないとの認識を示した。

人民銀は10月に3年ぶりとなる利上げを実施。インフレ加速と 不動産市場の資産バブル抑制に向け、今月25日に追加利上げを行い、 「適度に緩和的」な金融政策から「穏健(慎重)」な金融政策へと転 換した。

政府は3軒目の住宅購入者への融資を中止したほか、不動産税 の試験的導入を前倒しする方針を表明したものの、11月の不動産価 格は1年6カ月連続で上昇した。

盛松成氏は文書で、中国はまず長期で大型の融資・預金を対象 とした金利の自由化に踏み切る必要があると記した。その後に短期 で少額の融資・預金を対象にすべきだとしている。さらに、「厳しい 金融規制」が課されている金融機関にはまず、預金金利への自由裁 量権を与えるべきだとの見解を示した。

--Zhang Dingmin. Editors: Linus Chua, Abhay Singh

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 重松 典子 Noriko Shigematsu +81-3-3201-3986 nshigematsu@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo ニューヨーク 楽山 麻理子 Mariko Rakuyama +1-212-617-4903 Editor:Tsuneo Yamahiro 記事に関する記者への問い合わせ先: Dingmin Zhang in Beijing at +86-10-6649-7576 or dzhang14@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Bloomberg News at +86-21-6104-3042 or swong139@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE