ブラジル株:ボベスパ指数は続伸、インフレ鈍化で金利先高観後退

29日のブラジル株式市場では指標 のボベスパ指数が続伸し、昨年末の水準を上回った。インフレが予想 よりも鈍化したため、トレーダーの間では金利先高観が後退した。

信用拡大で恩恵を受ける銘柄を中心に買われ、小売りのブラジレ イラ・ジ・ディストリブイサン・グルーポ・パン・ジ・アスーカルや 住宅建設のシレラ・ブラジル・レアルティなどが上げをけん引。ブラ ジル石油公社(ペトロブラス)は予想を上回る原油埋蔵の報告が好感 され値上がりした。

ボベスパ指数は前日比1.3%高の68952.42で終了。同指数構成銘 柄のうち、値上がりは57銘柄、値下がりは10銘柄。2010年の上昇率 は0.5%となった。

パラナ・バンコ・アセット・マネジメントの運用担当者レオナル ド・ボグスゼウスキ氏は、2011年の「7-12月(下期)に金利が低下 する余地がある」と指摘。ボベスパ指数の「今年のパフォーマンスは ペトロブラスが占めるウエートの大きさによって説明されており、不 振という誤った印象を招いている。ペトロブラスは11年にプラスにな ると思う。ファンダメンタルズは極めて良好だ」と分析した。

消費者物価と建設物価、卸売物価の指標であるIGP-M指数は 12月に前月比0.69%上昇と8月以来4カ月ぶりの低い伸びとなり、前 年同月比では11.32%上昇だった。ブルームバーグがまとめたアナリ スト16人の予想中央値は前月比0.8%上昇だった。

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