12月の独インフレ率:予想に反し加速、前年比1.9%

12月のドイツのインフレは、 事前予想に反して加速した。年末に向けて物価が上昇した。

ドイツ連邦統計庁が29日発表した12月の同国の消費者物価 指数(速報値)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1.9%上 昇と、11月の1.6%上昇からインフレが加速した。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト13人の予想中央値は1.6% 上昇だった。12月は前月比で1.2%上昇と、2002年12月以来の 大幅な上昇となった。

ドイツ経済はユーロ圏の他の諸国に比べ高いペースで成長し、 欧州中央銀行(ECB)の政策決定を複雑にしている。

DZ銀行のエコノミスト、フィリップ・イェーガー氏は「イン フレ圧力の高まりは一時的な現象である公算が大きい」としながら も、「ユーロ圏のインフレ率が12月に2%に達するリスクは増し ている」と述べた。

11月のユーロ圏の消費者物価指数は前年同月比1.9%上昇と なり、2%弱というECBの目安に一致した。ECBは2009年5 月以来、政策金利を過去最低の1%に据え置いている。

この日の発表によると、ドイツの2010年の平均インフレ率は

1.2%となった。ドイツ連邦銀行(中銀)は来年の平均を1.7%と 予想している。連銀の見積もりによれば、今年のドイツ成長率は

3.6%と20年で最高。

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